和生菓子・半生菓子

小布施と言えば栗。竹風堂の栗ようかんに栗かの子。

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栗の里として有名な長野県の小布施町。
ここの小布施栗は室町時代からの600年の歴史を持ち、かつては紀州みかん、甲州ぶどうとともに徳川の三大果と言われた逸品だといいます。
ヨーロッパの栗は渋離れがよくマロングラッセ向き。中国栗は小粒で焼き栗がベスト。一方で粉質で渋離れが悪く割れやすい日本栗は風味の点でもっとも優れているんだそうな。
その栗の里小布施町のもっと言えば長野のお土産の定番として定着しているのが竹風堂の栗菓子。 それこそ長野に行かなくても長野につながっている高速のサービスエリアにもしっかり売られています。

竹風堂の栗ようかんと栗かの子 思えば、竹風堂の栗ようかんを初めて食べたときは驚きました。
それまでに見たことがあった栗ようかんはあずきと寒天を使って作ったようかんの中に
甘く煮た栗が埋め込まれているモノだったのである。
だから、原材料に栗のみを使用しているという贅沢品には初めて出会ったのであります。

性格に言えば国産栗の栗あんと極上寒天で煉りあげていますので、栗100%ではありませんが、
栗に砂糖を混ぜてペースト状にしたものに寒天を加えて固めたというシンプルなようかんです。
とっても贅沢で且つ上品な後味に感激した。その頃、和菓子は苦手だったんですけど。
それに今時、国産栗100%を使うって言うから信じられません。貴重な栗ですなぁ。
(うちの身内は「小布施も輸入栗を使わなきゃあんなにたくさん作れない!」と言ってたけど間違いだ。)

栗かの子の方も自家仕込みの蜜漬栗に栗あんをからめた栗づくしのきんとん。
お口の中でホロッと崩れていく栗ムクの味わいは、たとえようのないおいしさ。
無添加の上、品質を保つ密閉性の高い安全なプラスチック製容器入り。

甘さはようかんよりもきんとんの方が甘めです。
きんとんはしぶーいお茶と一緒にいただきたいですね。


竹風堂

住所:長野県上高井郡小布施町973
電話:026-247-2026
ホームページ:http://chikufudo.com/

店舗だけでなく、長野の東急百貨店、高速サービスエリア、土産物屋など
いろんなところで取り扱っています。