日本の駄菓子の代表ともいえるかりんとうは日本全国どこにいっても買えますが、ちょっと地方に行くと手作りの昔ながらのかりんとうを製造販売している小さなお菓子屋さんが残っています。
宮城の大久保製菓もその一つ。一般的にかりんとうと言えば小麦粉を練って作った生地を油で揚げて作る物ですが、このかりんとうは小麦粉だけでなく米粉も混ぜているという変わり種。しかも変わっているのは味だけでなく、一斗缶入りを販売しているからすごい。

おおくぼのかりんとう 黒ころも 一斗缶入りのことを振っておきながら、普通サイズですいません。だって食べきれない。
宮城県の岩出山町内のスーパーではどこにでも売っている定番のかりんとうだそうです。
私は東北フェアで手に入れました。池袋にある宮城ふるさとプラザでも売ってます。

おおくぼのかりんとう 黒ころも 中身を出してみました。茶色いかりんとうを茶色い容器に入れたので保護色になってますが。
こちらはかりんとうにとかした黒砂糖をコーティングしたもので、「黒ごろも」といいます。
良くある黒糖かりんとうは生地をじっくり揚げてあり、水分が蒸発して生地に穴?が空いたところに、黒糖や蜜がしみこんで、じゅわーっと甘い汁が口の中に広がりますが、
こちらのかりんとうは軽く揚げてあるだけなのでおせんべいのように表面がつるつるです。
だからかりんとう表面に黒砂糖がべっとりと分厚くコーティングされております。

かりんとうも踊っているように不揃いな形であり、さらに黒砂糖も不均一についているので、
味わいは食べたかりんとうによって異なってきます。
ただ、かりんとうの生地の厚みに対し、黒砂糖の層が厚いので、黒砂糖がまんべんなく付いているのを食べてしまうと、もう、それだけで満足というか。甘い!
生地に少し塩をきかせてあるのと、コーティングされた黒砂糖の衣が白砂糖みたいなすっきりした甘さじゃないので、味わい深い。
でも手に取ったかりんとうによっては黒砂糖をかじっているみたい。

関東の東北フェアなどでお目見えするのはごま味と黒ころもばかりなのですが、
塩味の「味仕上」やほどよい甘さの「ピーナッツ」もあるそうです。
塩味だけが若干容量が少ないので、ちょっと製法が難しいのか、材料が高いのか。
(ごま、黒ころも、ピーナッツは400gで350円、塩だけ300gで350円です。)

ちなみにこのかりんとうは一斗缶入りが存在します。 池袋の宮城ふるさとプラザでは、商品棚に並びきれないので階段の隅に陳列してありました。
ってことは結構湿気らずに長く保つのかなぁ。それともあっという間におやつに食べてしまうんだろうか。400gのものですら、「多いなぁ。」と思ったのに二キロで売ってるとは・・・。
岩出山の坪田菓子店ではごま、黒ころも、味仕上がミックスされた一斗缶タイプの物も売っているそうです。三種類入っていると飽きずに食べれそうですね。

黒ころもは結構な甘さがあり食べ応えがあるので、なかなかなくなりそうにありません。